★Last Storyです・・・。みなさま、長い間、グンホとヘインを愛していただいて、本当にありがとう(* v v)。 その夜 帰って 母に事の成り行きを打ち明けた。 母はふっと溜息をこぼして言った。 「急ぐことはない。けれど・・・好きな人と一緒にいるのが一番だよ」 私は決めた。 彼と グンホと出会って 初めて愛することを知った。 愛されることを知った。 そして身体を重ねることの喜びを知った。 生涯離さないと言ってくれた彼に 私は人生を懸けてみようと思う。 もう迷わない。 初めて幸せをくれた彼に 何もかも罪ごと諸共包み込んでくれた彼に 私もとびきりの幸せをあげたいから・・・。 ヘインは結局 病院を辞めることなく残ることにした。 随分悩んでの決断だった。 自分が傷つけ 踏みにじった優しいホジュンの 最後の願い・・・ 自分は今 ひとりではない。 グンホとも別れるつもりだった。 それは決して嘘じゃない。 でも 結果的に彼を捨てて グンホを選んだ形になってしまった今 彼の行為に甘えて生きるのはどうしてもいけない気がした。 けれど・・・ ここから逃げることは 自分にも そしてホジュンにもグンホにも 顔向けできないことのように思えた。 辞めることは簡単だ。 未だ入院中のあの幼いクランケ。 ヘインがずっと診ると約束していた彼女がまだ残っている。 それにこれから先も 彼女の元を訪れるひとに出来る限りの手助けをしたいと思う その志は変わることはないだろう。 彼との グンホとの生活を思えば 夜勤もなく いつでも待っていてあげられる 日勤の個人病院に勤めるとか はたまた医者を辞めてしまうとか。 そのほうが数段楽なのではないかとも思う。 けれど・・・ 彼はそれを望むまい。 それに ヘイン自身も 自分の夢と目標を自らの手で全うしなければならない。 そう思ったヘインは 敢えてこの病院に残ったのだ。 その決断は辛いものだけれど それでも彼女は幸せだった。 こうして一人でも 自分のところに来たひとの瞳を ずっと見守って行きたいと 強く思った。 そして グンホの描いた夢は ヘインにとっても 共に叶えたい大きな夢となっていった。 きっと彼らは将来 ふたりで夢を成し遂げるだろう。 自分の犯した過ちからとはいえ 多くの人の心を傷つけ 自らも血の滲むような苦い想いを経験したヘインなら・・・ それでも 逃げることなく まだ開けたことのなかったその窓を 開けて飛び立った今のヘインなら。 そして そんな彼女の全てを受け入れ 理解して 彼女の人生をも丸ごと背負って生きいくのだと 覚悟を決めたグンホなら。 このふたりならば・・・。
★曲はKeali‘i Reichelで『If We Hold on Together』 です。 有名なこの曲、ケアリイが歌うこうなります・・・ ゆっくりと、耳を澄まして 聞いてみて・・・(* v v)。 最後のハモリのところが、も~ぉ、最高です!! これからふたりで作り上げていく・・・ そんなグンホとヘインには、この曲しかない!!と、思いました。 うう~~~ん・・・これは難題だ・・・。 監督としての初めての作品・・・ 女優を主人公にして描いてみようと思った。 その上で 監督兼俳優としての自分の役を考えてみたけれど・・・ ・・・まずい・・・ この男 カッコよすぎる。 監督がこんな良いとこ取りの役でいいのだろうか・・・ それに 大してロケ地も大げさな演技も必要のない作品だが その分心の葛藤を現す演技が求められる。 いや・・・あった! 体力を必要とするシーンが・・! バスルームでのラブシーン・・・!! 俺は果たして 相手の女優を抱き上げたまま 揺らす演技ができるだろうか・・・?(苦笑) 「・・・ホン!ビョンホン!!」 普段は起こしたりしない母が 自分を呼ぶ声で目が覚めた。 「ビョンホン、もう起きないと遅刻するよ。明日は日本でイベントでしょ」 ・・・・・・・・・ 夢か ・・・・・・・・・ そうか・・・明日は僕の誕生日。 日本で・・・初めて母国以外での誕生日のイベントだ。 なんでかな・・・明日少し自分の夢について話すつもりで 考え事をしていたら・・・こんな夢をみてしまった。 しかし・・・いつか監督として映画を撮るのが夢だけれど 今の夢のストーリーは!(笑) けれど 身体を張る演技も 心を表情だけで映し出す演技も。 自由自在に思い切りみせられるようになりたい もっともっと・・・ そして 今は この身体の全てで演じている一つ一つの役を通して 俳優としての階段をまたひとつ登れることを信じている。 ------------------ The End -----------------
by fu-rinnosuika
| 2007-07-03 01:14
| 創作 女医とガテン男
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イ・ビョンホン 以前は 彼一筋に愛していた女の 今現在の日常ブログです。
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