『Shower of flame 2』



・・・誰なんだ

あの男は?


嫌だ


俺以外のやつと

仲良く話す君など
見たくない・・・



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部屋番号を確認して
そっとノックする。


-カチャリ-


返事もなく開かれたドアから
現れた彼に
腕を捕まれて
一気に部屋に引き込まれた。


「・・・あっ・・・」








一瞬にして
彼の胸の中に包(くる)まれる。


愛おしい香り・・・

厚い胸板。


眩暈がしそうな感覚に襲われながら
私は呟いた。

「逢いたかったわ・・・」


途端に両肩を捕まれ
ぐいっと身体を引き離された。

驚いて見上げる私を
彼は真剣な顔で見下ろしている。


「あいつは誰だ」

「・・・え?・・・」


「さっき話していた男だよ!」

イライラした様子で
彼は少し声を荒げる。

「なっ・・・」

驚いて言葉に詰まる私に
彼は聞いた。

「なぁ、ちー。
俺を愛してるか?」

「えっ・・・」

「どうなんだ!!」

返事を待たずして
彼は私のジャケットの胸元を引き裂いた。

「きゃあっ!!」

ボタンが床に散らばる。


彼は私をそっと抱き寄せ
耳元で囁いた。

「俺も逢いたかったよ・・・
今すぐここで、君を抱きたい」


こんな風に迫られたことは
初めてだ。


でも
こんなにも熱く

強引にされては
返す言葉もない。


だって・・・

だって私も彼を・・・・・・




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ゆっくりと彼に
身体を預け始めた
私の胸を
服の上から揉みしだきながら

彼はジリジリと
私を部屋の隅に追いやり

やがて

ベランダの扉を開けて
外へと押し出した。


「・・・えっ!?・・・」


階下を見下ろすと
そこには
パーティで
盛り上がる人達の光景。


「あっ・・・いやっ!!」

唐突に彼は
私にテラスに手をつかせ
後ろから
スカートの中に手を入れた。


「言ったろ?ここでだ。
ここで君を抱きたいんだ・・・」

「えっ!?
でも・・・そんな・・・」

「見られると思う?」

「・・・・・・」

「電気は消してある。
分からないと思うけど・・・?」

「でっ・・・でも・・・
こんな・・・・・・」

「ちー!
俺が好きか?」

「え・・・?それは・・・好き・・・よ」

「愛してる?」

「ええ・・・
愛しているわ・・・」

「じゃあ、見せて」

「え・・・?」

「見せて・・・
君が僕だけを
愛していると言うのなら
その証を
今すぐここで」




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彼の手は
私のヒップをくるくると円を描くように
撫で擦っていたかと思うと

するりと布をすり抜けて
私の園へ滑り込んできた。


「・・・ぁ・・・」


さわさわと
指先で触れられる感触に
立っているのがやっと。

そのうち彼は
茂みの中の蕾を見つけては
執拗にそこを捏ね回した。

「あっ・・・あぁぁっ・・・!!!」

「しっ!!」

片方の手で
口を塞がれる。

「あんまり大声を出しちゃダメだ
気付かれるよ・・・」

そう言いつつも
彼の指先は
蕾から花びらを掻き分けて
その奥へと侵入を図る。

ぬるりとした感触が走る。


「あっ・・・待って・・・だめ・・・!」


私は立っていられなくなり
彼にもたれかかった。


「ダメだよ・・・
頑張って立つんだ」

彼は私の片足から
ストッキングとショーツを抜き取った。

「足を開いて」

私の足を開かせると

濡れ滴る露を帯びて待つ
私の中へと
細く長い中指を滑り込ませた。


「あっ・・・!」


そして

指先を2、3度上下させると
それを引き抜き

あろうことか
その体制のままで
彼は一気に私を貫いた。

「あああっ!!」

「ダメだってば!声を出しちゃダメだ・・」




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片手で私の唇を覆いながら
もう片方の手は
胸の膨らみを後ろから捕まえる。


そうして
ゆっくり・・・ときに激しく
彼は私を突き上げた。


「んっ・・・ぁ・・・ぁぁっ・・・!!」


私の顎を掴み
自らのほうを振り向かせると
彼はその熱い唇で
わたしの唇を塞いだ。


下から突き上げられる
甘い疼きと

唇と舌の感触に

身体ごと
溶けて
無くなってしまいそうな
恐怖にも似た感覚に墜ちていく。


唇が解放されるたび
声を上げそうになる私に

幾度となく
その責(しお)りの接吻は
繰り返された。


「ん・・・っ・・・んんんっ・・・!」


覆われていても
漏れてしまう吐息に

彼は自身を引き抜いて
私を部屋に連れ戻し
ベッドにそっと横たえる。


「どうして・・・」

息の上がった私を見下ろし
彼はなお撓(しお)る。


「どうして我慢できないんだ・・・」

「あれじゃ
君の声でバレてしまいそうだ」


そしてもう一度
彼は私の奥深くまで入ってきた。


「はぁぁ・・・んんっ・・・」


何度も高みに押し上げられ

ようやくと彼も
私の中に
その熱い情熱を解き放った。




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「誰なんだ・・・?」

「え・・・?」

「あいつ・・・・・・」

腕を枕に私を抱きながら
天井を見詰めつつ
彼は問いかけた。

「あいつって・・・?」

「君が階下で仲よさそうに話してた
あの青い目の男だよ!」

「えっ・・・?」

私は素っ頓狂な声を上げた。

「まさか・・・妬いてたの!?」


「・・・だって君が・・・
君が、せっかく逢えたというのに」

「他の男と
あんなに楽しそうにしてるから・・・」


「え・・・そうだったの!?」


彼は無言のまま。

起き上がって
彼を覗き込んで見る。


「あの人・・・
ダニエルって言ってね
学生時代からの仲間なの」

「彼氏が出来たかって
聞くもんだからつい・・・
話しちゃったわ」

「あなたとは言えなかったけど」


言った私も
恥かしくなって俯いた。


彼も・・・

ちょっと
恥かしくなったのかな・・・?


ぐいっと私の頭を抱き寄せ
髪の毛をくしゃくしゃっと撫でた。


「そうか・・・
悪かったな」

「ううん・・・いいの・・・
妬いてもらって・・・
嬉しかったわ」

「そう?
そうか・・・じゃあ・・・
『たまにはこんな刺激的なのもいいわ』
・・・ってか?」

「もうっ!!」

悪戯げに私の口調を真似て
眉を上げる彼の肩を
私は軽くぶった。


「でも・・・」




・・・嫌だ

俺以外のやつと

仲良く話す君など
見たくない・・・




「でも、なぁに?」

「いや・・・いんだ。
なんでもないよ・・・」



もう・・・
階下に戻らなきゃ

今度はいつ逢えるかな・・・


そう思ったとき
彼が言った。


「なぁ・・・来月また
一緒にクリスマスしような」


「うん・・・!!」



彼が今、ここにいる

私のいる
すぐそばに


他に何もいらない・・・


来年も
再来年も

その先もずっと・・・



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          ☆.。.:* REVIEW *:.。.☆




    この、記念すべき100万HITのキリバン創作
    実に長いこと(笑)お待たせ致しました。

    
    踏んでくれた、ちーちゃんのリクは
    ズバリ★

    『嫉妬』でした。

    
    リアルな今の彼の彼女でありたいと

    そして
    自身は映画の配給会社の重役秘書で
    彼女の会社の主催するパーティで顔を合わせて

    そこで
    友人の男性と仲良く商談する彼女に
    嫉妬した彼は
    会場のホテルの階上の部屋に彼女を呼び出し

    そこで
    わざと、階下に見せ付けるべく
    押さえきれない嫉妬と独占欲に囚われた彼に
    ベランダプレイを強いられる・・・

    そんなリクエストでした(*μ_μ) イヤン♪ (爆)


    これね
    イメージとしてはもう
    ばっちり想像できるのだけど

    いざ文章にするとなると
    あまりにもベタになってしまうのはイヤで
    どう展開させるのがいいのか
    ほんっとに浮かんでこなくて

    待ちの攻めでありました。←は?


    まぁ、ほんとに忙しいのも体力的なこともありで
    余計に遅くなったのもあるのだけれど

    とにもかくにも
    すらすら描けるほどに浮かばないと
    描き始められないのでね^^

  
    ところで、この男友達の名前・・・
    『ダニエル』って
    むっちゃ新鮮だったでしょう?(o ̄ー ̄o) ムフ

    実はこれ
    あたしの仮原稿では『修二』だったんですわ(爆)

    なんでって・・・

    別に意味はないんだけれど←は?

    とりあえず
    ふつーに、学生仲間で、近しい友人として
    馴染みのある日本人男性の名前が妥当かと。


    で、描いて上げる前になってふと
    この友人名前も、リクを聞いてみたらどうかと思い立ち(笑)
    いざ、聞いてみたら・・・

    『ダニエル』!!!

    『ダニエル』て・・・!!!

    ( ̄▽ ̄;)!!ガーン

    予想外です!!

    なんか・・・
    うどん屋で卵とじうどん注文したら
    カルボナーラがでてきた・・・
    みたいな?(笑)


    名前だけ入れなおせば完成と思っていたけれど

    あまりにも違和感があったために
    少しダニエルの設定についても
    加筆したりしました^^
  
    
    最初は、当たり障りなく
    前に出ない名前が相応しいと思っていたけれど

    ちーちゃんの設定したとおり
    青い目のイケメン外人男性が相手だと
    余計に彼の嫉妬心も燃え上がるのではと

    読んでて皆様も
    より一層、楽しんでもらえたのではないかと

    これでよかったなって
    描いてみて
    痛感しております(⌒~⌒)
    

    あとね
    初めて試みて、不安に思いつつ描いたのが
    今回の着たままぷれい。←おい

    ベランダとあっては
    いくら下から見えていないとて
    あからさまに脱ぐわけにいかないと思った(笑)

    それに
    急いている彼の様子と
    そのほうが返って燃えるエロティシズム
    みたいなものを

    愛し合うふたりの熱と共に
    感じてもらえたらと
    祈りつつ描きました。


    読み手のみなさんに

    とくに
    ちーちゃんに
    感じてもらえれば嬉しく思います。

    
    あたしも、彼の嫉妬する姿には激萌えc(>ω<)ゞ

    そんなストーリーを
    描けてよかった。    
    

    ちーちゃん、踏んでくれてありがとう。

    
    読んでくださった皆様、
    本当にどうもありがとうm(__)m    

   






       ♡.。.:*曲はTarkanで『Kiss Kiss です』
*:.。.♡

       
       トルコの人気アーティストなんですが
       この歌声と怪しげな雰囲気がとても好きです。

       この曲・・・
       “チュッチュッ”て、Kissの音が入っているのが
       せくしぃ~~でしょ?^^

       最初のヾ( ̄〓 ̄ヾ)ちゅ~~~♪で始まるのも
       かなりのインパクト。

       今回は
       このアップテンポかつ、なんだかエッチな感じが
       とっても合ってる気がして、これにしました。
       
       聞きながら読んでみてね(⌒~⌒)


  

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by fu-rinnosuika | 2008-11-30 22:23 | キリバン 創作
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イ・ビョンホン   以前は   彼一筋に愛していた女の   今現在の日常ブログです。
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