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 『Present of dream 1』



「ただいま・・・」


「おかえり・・・」


「今日も、こんなに遅くなっちゃった・・・
ごめんね。
食事も作れないし、
何もしてあげられなくて・・・」



 『Present of dream 1』_c0117518_1551798.jpg

 『Present of dream 1』_c0117518_4141835.gif





    これは、非公開Cさん
    あたしのために描いてくれたstoryです^^

    自分のために自分がヒロインのstoryは描けないので
    ある意味とてもドキドキです・・・^^;

    あたしだけでなく、みなさまにも
    是非是非ヒロインになって読んでみてほしい(* v v)。

    そう思って、こちらも記念に了解得てのUPです(⌒~⌒)
    










「・・・おいで」

「ん?今日は、すごく疲れたの・・・
眠くて・・・シャワー浴びるわ。
今夜は寝かせて・・・」


そう言って彼女は、
ベッドルームのドアを閉めた。

見えなくなった彼女の背中を
追いかけるように、声をかける。


「シャワーだけじゃダメだ。
ちゃんと、バスタブにお湯を・・・?」

「・・・・・・」


ベッドルームで着替えているはずの、
彼女の返事が聞こえない。

気になってそっと覗いてみた。


もう、こうしてふたりの夜を
何度過ごしただろう?

それでも彼女は、
着替える時は恥ずかしがって、
決して傍で着替えようとはしなかった。


「のぞかないでよ~変態!」


今夜も、また
そんな言葉を聞くことになりそうで、
静かに・・・そっとドアを開ける。


「?」


彼女はジャケット脱ぎ捨て、
真っ白なブラウスのボタンを途中まで外して
ベッドに横になっていた。


「おい!寝るならちゃんと着替えないと・・・」

「・・・・・・」


帰ってこない返事を怪訝に思い、
ベッドサイドに近寄っていく。


「・・・すいか?ちゃんと着替えてから・・・」

「・・・うぅ~ん」

「すいか・・・?」

「ん・・・」


目の前で寝返りをした彼女の
スカートの裾がめくれて、
白い太腿がのぞいた。

俺は、途端に鼓動が早くなるのを感じる。


ダメだ・・・

疲れて眠ってしまった彼女に、
俺は何を考えているんだ?


彼女は、来月から
新しいプロジェクトを立ち上げるための準備で
昨日も一昨日も帰宅が遅かった。


それなのに俺は・・・・・・


疲れて帰ってきた彼女を・・・
嫌がる彼女を・・・

我慢することが出来ずに、
押さえつけて・・・
いつもより深く求めてしまったじゃないか?


心を落ち着けようと視線をずらすと、
ブラウスの襟元が肌蹴て、
華奢な体からは想像できない
豊満な胸が見て取れた。


突然、彼女の甘い香りや
悩ましい声が脳裏を駆け抜け・・・
ごくりと喉が鳴る。


俺は、たまらず目を閉じた。


心を鎮めて・・・再び目を開ける。


しかし、やはり彼女の胸に吸い寄せられ・・・
そのまましばらく
彼女から目が離せなかった。


何度も深呼吸を繰り返す。


その時、
彼女が言っていたことを思い出した。


落ちていたジャケットを拾い、
そっと彼女にかけてから部屋を出る。




しばらくしてベッドルームに戻った俺は、
おもむろに
彼女の服を脱がせにかかった。


「ほら、すいか?・・・
そのままじゃ、ゆっくり出来ないだろう?」

「う~ん・・・」

「さぁ・・・」


ひとつ、またひとつと
ブラウスのボタンを外していく。


彼女の背中にそっと腕を差し入れ、
袖を抜いてブラウスを
脱がせることに成功した。


背中のホックを難なく外すと、
彼女が吐息を漏らす。


彼女の胸を締め付け
覆い隠していた下着を、
グイッと押し上げると
白く豊満な胸がこぼれる。


一瞬、視線を上に巡らせて、
大きく息を吐いた。


もう一度、視線を戻すと・・・


リビングからの頼りない灯りが、
彼女の白い胸を映し出している。


悩ましい光景に、
思わずため息が漏れた。


それでも立ち止まることなく、
目的に向かって突き進む。


スカートのファスナー下ろし、
彼女の腰を浮かせてスカートを取り去った。


すると現れたのは、
柔らかな太腿から細い足首まで続くきれいな脚。


俺と交わる時の彼女・・・

貫かれ大きく開かれて、
乱れ揺れる脚・・・


妖艶な彼女の姿を思い出し、
俺の目を釘付けにしてしまう。


ゆっくりとストッキングを剥ぎ取ると、
最後の領域を
淡いピンクの小さな布が覆っていた。


優しく傷つけないように、
その領域を侵すと・・・

目の前には、
すべてを露わにした無防備な姿で・・・
すいかが横たわっている。


いつも恥ずかしがって、
真っ暗にしないと
肌を重ねることを赦してくれない彼女。


初めて、こんなにもじっくり・・・
その体を目にすることができた。


再び、鼓動が激しくなるのを感じる・・・


しばらく彼女に見入っていると、
肌寒さからか・・・
小さく体を震わせているのに気づいた。

そっと緩やかなカーブを描くウエストに指を這わせ、
臍に口づける。


俺は、決意を固め迷うことなく
彼女を抱き上げた・・・



 『Present of dream 1』_c0117518_17113212.gif



(疲れた・・・でも、何だかあたたかくて・・・)



帰宅する電車の中で、
鉛のように重く感じた体が、
ふわふわと注に浮いているように軽い。

体中の力が抜けて、
ゆったりとした気持ちになっていた。


「んっ・・・」


不意に、下半身から広がる甘美な疼きに、
緩んでいた手足が反応して強張っていく。


「あっ・・・はぁ・・・」


それは、まるで昨夜のことを思わせる。


夢の中で、彼に抱かれているような感覚・・・


こんな夢を見るなんて、私・・・


昨日も一昨日も、
彼に丹念に愛されたというのに・・・
どうしちゃったの?


疲れていると性欲が増すって言うけれど、
それは男の人だけのことだと思っていた。


もしかして・・・私も?


そんなことを考えている間にも、
どんどん体が熱くなるのが分かる。


(どうしよう?・・・)


でも、夢の中なのだから、
どんなに感じても
声を出しても平気なはず・・・

安心感から、
私は普段なら考えられないほど、
あられもなく体を開き、声をあげ続ける。


もっと・・・もっと激しく求められたい。

そう思ったとき、
意識が少しずつ鮮明になって行く。


(・・・・・・私?)


自分の置かれた状況を理解するのに、
どれぐらい時間がかかっただろう?

ひときわ強く襲う快感に、
流されて溺れそうになって行く・・・


「あっ・・・いや!」


すでに目覚めた体とは別の・・・
まだ夢うつつの中にいる思考・・・


薄っすらと開けた目に飛び込んできたのは、
バスルームだろうか?


浅くお湯を張ったバスタブの中で、
柔らかなものに凭れ掛かっている自分の姿・・・

煌々とした照明に照らされて、
水面を見え隠れする胸に這う浅黒い腕。


「・・・目が覚めた?」

「あっ!」


耳元をくすぐるその低い声が、
バスルームの中にこだました気がした・・・


「あたたまった?」


そう囁く声も、
どこか遠くで聞こえる気がする。


「どうして・・・ここに?」

「疲れて、服もそのままに眠っていただろう?
疲れているならなおさら、
ちゃんとあたたまってから寝た方がいい」

「でも・・・」

「いつかすいかが言ってたんだ。
疲れていてもシャワーを浴びてから眠らないと、
疲れが取れないって」

「・・・言ったけど、でも・・・」


吐息混じりのその声に、
体がピクッと震えた。

耳が弱いって事、知っていて・・・
彼はいつも悪戯するんだ。


「もう・・・のぼせそうだわ」

「じゃあ・・・俺が洗ってあげるよ」

「えっ?」


さり気なく両手で胸を隠していたことに、
彼は気づいていた。


「さぁ・・・そこに座って」


バスタブの淵を撫でて、
そう言う顔は真剣そのもの・・・


「いや・・・よ」

「大丈夫、見ないようにするから・・・」

「そんな・・・」


彼は、本気なのだろうか?

目を閉じて、
私が腰掛けるのを待っている。

彼が目を閉じているすきに、
こっそりバスルームから出て行こうかとも考えた。

でも、
疲れた私をここまで運んで・・・
あたためてくれた。

その行為には、
感謝するべきなのだろうか?


仕方なく、立ち上がり彼の傍に座った。


「目を閉じていてね・・・」

「うん・・・分かってる」

「絶対に見ないで・・・」


ボディソープを両手いっぱいに泡立てながら、
振り返った彼は目を閉じたまま微笑む。


「手を出して・・・」

「・・・・・・」


彼に言われるまま、
胸を覆っていた手を外し片手を差し出した。


「ちがう・・・そっちの手も!」


まだ目は閉じたままのようだ・・・

躊躇いながら、
もう一方の手も差し出す。


「気持ちいい・・・」


背後から手を伸ばした彼は、
大きな手のひらでマッサージするように
両腕を洗ってくれた。


「かゆい所はないですか?」


おどけて問いかける彼に、笑いが込み上げる。


「ありません・・・とっても気持ちいいです」


マジメに答えながらも、
彼の手のひらの行方が気になっていた。

そんな私の思いを知ってか知らずか、
彼の手は、私の手のひらから腕を通り・・・
そのままうなじへと滑る。

あたたかな手で肩を優しくもんでから、
肩甲骨をなぞり
背中の中心を滑り降りた。


「あっ・・・」


ウエストの辺りを彷徨う彼の手の心地良さに、
つい声を出し体をくねらせてしまう。


(気づいていませんように・・・)


彼の手は、何事も無かったように
背骨をかすめ・・・
再び降りてくる。


(お願い・・・そのまま・・・)


私の願いは届かない・・・

彼は、もう一度ウエストへと、
滑らかに指先でなぞった。


「あぁ~・・・」


「すいか・・・どうしたの?」


まだ、その心地良さから抜け切らないうちに、
彼の声が耳たぶを刺激した。


 『Present of dream 1』_c0117518_1633425.jpg







『Present of dream 2』は
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by fu-rinnosuika | 2007-11-09 00:00 | Anniversary
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